スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

芸術を爆発させよ!

岡本太郎。

僕の大好きな人だ。初めてこの人に出会ったのは去年の夏が終わりかけた頃、『自分の中に毒を持て』という本の中で。
そこで僕はゲンコツで思いっきり頬を殴られたような衝撃を与えられた。
あのときの痛みは、今でもしっかりと覚えている。

この本は、「本」ではない。図太い腕を持ったアメーバのようなナマズだ。
つまり、本ではないってことだけわかってもらえればいい。

読んで以来、ちょびっとだけ自分が変わったと思う、多分。そう思いたい。


僕は生まれてからいわゆる芸術品というものを見たいと思ったことも、それをどうしたいとかそれについてどう思うとかということを考えたことがなかった。
というか、そんなもの日常生活を送る中でこれっぽっちも頭の中に入ってこなかった。


でもそれは、僕の周りにいた全てのものが何も見えていなくて、何もかもを僕に教えようとしたからだ。

芸術とは、上手いとか下手とかそういうものを競うものでも、そういうものを表現するものでもない。
芸術とは、一つの人間をその一瞬に賭けて、それを全て出し切ることだ。

美男だとか美女だとか、そんなものは本当に薄っぺらい布みたいなもので、それだけでは人間ではないし、そんなもの全く重要なものではない。本当につまらない。
芸術も同じ。上手いとか下手とかは全く重要ではない。大事なのはいかに自分を表現し、出し切るか。
だから、小学校とか中学の美術の授業で採点をするとか評価をするなんてのはナンセンス極まりない。意味がない。

あいにく、僕の今までの美術の先生たちはそういうことを何一つ言わなかった。変わりに通知表に3とか4とかいう数字を載せてきた。
多分あの先生たちには、芸術というものが何一つわかっていない。なにも見えていないんだと思う。

でもそれは、学校の美術だけに言えることじゃない。


今の日本に無いもの。それが、芸術。

音楽でも、サッカーでも、野球でも、書道でも、仕事でも、勉強でも、何にでも。
言われたことをこなす。できるだけ、上手くやる。

みんなでリコーダー吹くよりもカラオケで替え歌歌ってたほうが楽しい。決められたサッカーの攻撃練習やるより試合がんがんやってたほうが勝ち負けがあって熱くなる。やらされたものなんて何一つ続かなかったよ。


もっともっと楽しんじゃっていいんだぜ、自分でやっちゃっていいんだぜ。
すんごい楽しいんだから。

芸術を爆発させよ!


今日は大学のすぐ近くにある岡本太郎記念館に行ってきたので!



IMG_8501.jpg
IMG_8505.jpg
IMG_8510.jpg
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

だとすると…、
次はオノ・ヨーコの『グレープフルーツジュース』をお勧めする。
(でも、あんまり感化されるんじゃないぞ!)
そして作品だと、棟方志功をお勧めする。

芸術は芸術で変遷する。
それは日本も海外も同じ。
どこの国であれただひとつ違うのは社会構造が時代とともに変わること。
そうなればビジネスの在り方も変わる。
政治の在り方も変わる。
もちろん芸術の在り方も変わる。
それに対応できない奴は、サバイブできない奴だ。

まあ、芸術における転換点はマテリアリズムとアンディ・ウォーホールだ。

ちなみに中国で今、若手のアーティストが『天安門事件』の絵画を描いたといって
欧米でウン億円でオークションされてるんだ。
バカみたいでしょ(笑)。
その、中国という社会構造の中からそういうレジスタンスをしたことに意義があり、
高値が付けられる。

開高大兄が書いておられたよ。
「日本の小説家は書くべきものがなにもない。だけど後進国の小説家は書きべきものがあっても書くすべがない」

余談だが、俺にも師と仰ぐ人がいて、
その人が若かりし頃、天安門事件のずっと以前、中国人画家が描いた絵画が
日本で展示される際、その絵画の搬入を手伝ったそうな。
そこでキュレーターに「この絵はどんなもんですか?」とたずねたところ、
「二科展に出したら、普通に入賞するだろう」と答えが返ってきたそうな。
その当時の中国は今よりも表現の自由がなく、絵の内容如何によっては投獄も
当たり前という時代で。
その時、日本で展示された絵画は、家の壁板の裏側や、床板の裏側を利用してばれないように、検閲や家宅捜索をまぬがれた作品群だったそうな。
そうやって生きるか死ぬかの瀬戸際でなお、表現をし続けた当時の中国人画家たちでおそらく今日、日の目を浴びている人たちは少ないだろうと思う。
だけど、それこそが芸術に対する態度であると俺は信じている。

それに比べて、上に書いた現代中国人アーティストの『天安門事件』の絵画など、
俺は見る気もしない。
ビジネスになってよかったな、という感想しかない。
まあ、中国は今、アートバブルなのだよ。
世界が中国のアート市場に注目している。
本当にくだらない。

だからといって、愚痴ばかりこぼしていたのではいけないということで、
俺もそのアホみたいな構造のなか、自身にこりかたまることなく、
芯を曲げることなく、社会に対応していきたいと、日々奮闘中なのだ。
と、最後、自分の話になってすまん。

まあ、棟方志功をちょっと掘り下げてごらん。

いいアーティストまだまだいるよ!

No title

コメントありがとうございます。

>それこそが芸術に対する態度である
全く同感です。死と隣り合わせの状態に置かれながらも、信念を曲げない。凄まじいことだと思います。すごい。
しかし、ということは芸術は時代と共に変遷などしないものではないんじゃないでしょうか。そして、それ以外のものなど芸術ではない!ということでは。
棟方志功。初めて聞きましたが、面白いの描いてますね!!
ゆっくり観てみます~。
プロフィール

ヨネ

Author:ヨネ
一年間アジア、アフリカ、中東、南米など30ヶ国で豪遊。世界一周。 写真展『アップルワールド~真実の眼~』開催。フィリピン、マニラにて生活中。shunsukeyone@gmail.com

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
最新サッカーニュース
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。