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アフリカ

アフリカは青い。
アフリカは白い。
アフリカは赤い。
アフリカは黒い。
アフリカは茶色い。
アフリカは眩しい。
アフリカは甘い。
アフリカは酸っぱい。
アフリカは苦い。
アフリカは旨い。
アフリカは濃い。
アフリカはみずみずしい。
アフリカは麗しい。
アフリカはあたたかい。
アフリカはつめたい。
アフリカは厳しい。
アフリカはやさしい。


アフリカ。

なんて魅力的な言葉なんだろう。



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『これが、地球だ。』


ケニア北部。2009年、12月。



エチオピア国境からケニアの首都ナイロビまでトラックに乗せてもらった。

トラックは見渡す限りなにもない大平原を、地平線に向かって進んでいく。
視界の中に土地の起伏すらなかったのは、世界でもここだけだった。

世界には、ボクを乗せたトラックしかなかった。



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『首都カンパラ』


カンパラ、ウガンダ。2009年、12月。



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『アフリカンアンブレラ!』


キゴンゴロ、ルワンダ。20010年、1月。



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『日本語、アフリカを走る』


ブジュンブラ、ブルンジ。2010年、1月。



アフリカは日本の中古車で溢れている。

どの国に行っても車体に日本語表記のされている車が走っている。


僕らがもう乗れないと判断した車は、海を渡ったアフリカでまだ現役で働いていた。
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山の生活

エベレストベースキャンプを目指すトレッキング。


この日の道は起伏こそ激しくないものの、20kmに渡る長丁場。
普段の登山とは違い、荷物がある分体力が奪われる。上りになるとかなり辛い。25キロのザックは重すぎた。


そんな自分を横目に、その何倍もの荷物を持ったシェルパたちがサンダルで山道を進んでいく。一人100kg、化け物だ。




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『山を支える』


ルくラ、ネパール。2009年、6月。



その屈強な男達の中に、中学生くらいの少年がいた。

大人のシェルパたちがどんどん先を進んでいく中、一人重い荷物をゆっくりゆっくり汗にまみれながら一歩ずつ運んでいく。
息が上がり、腰を下ろして休んでいる僕の前に彼が止まった。明らかに僕の荷物よりも重い荷物を背負っている。
その表情は、疲労の具合を物語っている。


しかし、しばらくすると彼は再び歩き始めた。

ゆっくり、一歩ずつ。

その後姿は、力を与えてくれる。


楽しいトレッキングを、僕の歩みを、彼が支えている。

その後姿に力をもらい、僕も進んだ。

モスクという空間

イスラム教の寺院、モスク。


イスラムの休日である金曜、土曜には多くの人が祈りを捧げるためにモスクまで足を運ぶ。
有名なモスクになると、アラブ中から何十万もの巡礼者が訪れる。



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『ワタシのモスク』


ウマイヤドモスク、シリア。2009年、10月。



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『癒しのモスク』


サナア、イエメン。2009年、11月。




イスラムの人たちにとって、モスクは祈りを捧げる以上の場所だ。


子供たちがあたりを駆け回る場所であり、労働者たちがつかの間の居眠りをする場所であり、女性たちが女性たちだけで話をできる数少ない場所であり、家族が休日にそろって外出をする場所である。みんながそれぞれ思い思いの時を過ごせる場所である。


モスクという空間は特別な場所だ。


大理石で敷き詰められた床は、冷たくて気持ちが良い。




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『団欒のモスク』


ウマイヤドモスク、シリア。2009年、10月。



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『ヒカリのモスク』


ウマイヤドモスク、シリア。2009年、10月。

ゴミ山の生活


首都プノンペンの中心部から南西5kmに位置する通称ゴミ山。

ここは街から出たゴミを集めている集積場。毎日400台以上のトラックがここにゴミを運んでくる。この集積場は日本の集積場とは大きく異なっている。この巨大な山には、人が住んでいる。正確な数は不明といわれているが、2000世帯の人が暮らしているとされている。




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『ゴミ山の暮らし』


プノンペン、カンボジア。2009年、4月。



ゴミ山を歩く。臭いがきつくて鼻で息することができない。特にヘドロの近くを歩くときは口呼吸すらできない。物質というのはこんなにも異様な臭いを発することができるのか。とにかく、臭い。

トラックの後に付き、ゴミ山の上に上がると凄まじい光景が広がった。トラックが捨てたゴミの周りに、何人、何十人、いや何百人もの人がいる。皆、一様に下を向き、ゴミを漁っている。彼らはこの中から、金属や瓶、缶などを集め、生計を立てている。子供で1ドル、大人で2ドル。劣悪な環境で一日働き、彼らはお金を得ている。
ここにいる人々は、この劣悪な環境の中で生まれ、暮らし、遊び、働き、死んでいく。


この山から出たことはあるのだろうか。
街へ行ったことはあるのだろうか。


彼らの表情は明るい。大人は笑顔で、楽しそうにゴミを集めている。子供はゴミを拾う中で遊びを見つけ、自分のものにしている。ここにいる人たちはプノンペンで出会った誰よりも良い顔をしている。




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『誇り』


プノンペン、カンボジア。2009年、4月。



僕が何かを質問をすると笑顔で答え、快く僕を受け入れてくれた。綺麗な洋服を着て、カメラを持った観光客を。俺たちは見世物じゃない、俺たちを何だと思っているんだ、そう言われても全くおかしくないはずなのに。
それは、彼らが、生きることに飢え、生きることを楽しみ、生きることに誇りを持っているからではないだろうか。


そこには、ゴミ山=不幸の構図はない。


ここには無料の学校もクリニックもある。しかし、全ての人々がここに通えるわけではなさそうだ。どちらも時間とお金に余裕のある人に限られている。ある男の子は、目が真っ赤に晴れ上がり、足も傷で相当悪い状況だった。


ここは人間が住めるような場所ではない。
劣悪な環境だ。


だが、そんな中で誰よりも高貴に暮らしている人々がいる。




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『ある日の休み』


プノンペン、カンボジア。2009年、4月。
プロフィール

ヨネ

Author:ヨネ
一年間アジア、アフリカ、中東、南米など30ヶ国で豪遊。世界一周。 写真展『アップルワールド~真実の眼~』開催。フィリピン、マニラにて生活中。shunsukeyone@gmail.com

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